ステラ マッカートニーが奈良美智と再びタッグを組んだユニセックス カプセルコレクションを発表。奈良の稀少な作品をフィーチャーしたウェアやアクセサリーが揃うほか、日本限定デザインのバッグも登場。
共有するアクティビズム、共有する美学:奈良美智×ステラ マッカートニー2023年春夏 シェアード カプセルコレクション
2023年春夏、ステラ マッカートニーと奈良美智が再びタッグを組みます。2年前、人気を博したコラボレーションがさらなる進化を遂げ、日本を代表する画家、彫刻家である奈良美智の稀少な作品をフィーチャーしたユニセックス カプセルコレクションを発表します。奈良美智×ステラ マッカートニー(Yoshitomo Nara x Stella McCartney)のワードローブは、奈良の作品が持つ、どこか挑発的ではつらつとした反抗的なアティチュードを通して、今私たちが向き合わなければならない重要な問題を提起すると同時にアクティビズム、美学、動物への愛といった共有する価値観を軸として、次世代のチェンジメーカーたちを一致団結させます。
ビジュアルには、これまでもステラ マッカートニーと様々な取り組みを続けてきたアオイヤマダ(Aoi Yamada)をはじめ、伊藤万理華、刈込るちあ、浅井小次郎といった、次世代を象徴する4人がコレクションをまとい登場。また、このコラボレーションはカプセルコレクションにとどまらず、2023年サマー コレクションやステラ マッカートニー キッズ コレクションとして2023年初頭にも順次展開予定です。
ファッション、そしてコレクションに登場する楽しげなイメージが伝え手となり、私たちが今向き合うべき課題に対する思考や対話、アクションへと駆り立てます。ステラ マッカートニーのアイコニックなワードローブには、アーティスト自らがセレクトした象徴的な作品をフィーチャー。奈良の作品に登場するいたずらっぽい表情の子どもや生き物たち、カウンターカルチャーのスローガンがコレクション全体に漂う自由奔放でパンクなムードを高めます。
奈良美智はこう述べます─
「ステラ マッカートニーは、はっきりとした意志を持つ芯のある人。前回のコラボレーションでは、ステラが選んだ作品を自由にデザインに落とし込んでもらいましたが、今回は私が選んだ作品を使い、自由にやってもらいました。」
アートやサブカルチャー、ストリートカルチャーを結びつける奈良は、彼のスピリットの中核となる反骨精神や自由な思想、個性に焦点をあて、反抗する若者のスタイルをしなやかに描きます。2021年春夏には、ラグジュアリーとアートの境界線を打ち壊し、ステラ マッカートニーとのコラボレーションを展開。彼にとって初のファッションブランドとのコラボレーションとなりました。よりラグジュアリーなテキスタイルや、技術によって昇華したレディ トゥ ウェアやヴィーガンアクセサリーなどの稀少なコレクターズアイテムが揃う、今シーズンのカプセルコレクションを通し、奈良のビジョンとステラの価値観が再び結びつきます。
オーガニックコットンのジャージーTシャツ、裏起毛のフーディやスウェットパンツ、鋭い目つきの少女や動物に扮した子どもたち、そして昨今の情勢とも重なる“STOP THE BOMBS”といった反戦メッセージなど、奈良の作品をフィーチャーした前衛的でサステナブルなラグジュアリーアイテムは、いずれもニュートラルなカラーパレットが特徴です。プラントベースのポプリンシャツやクラシックウォッシュのワイドデニム、シルクのパジャマセットアップや、ヴィーガンレザー、「オルター マット(Alter Mat)」製のスリーブをあしらったグラフィカルなダブルフェイスボンバージャケットも、同様の色調で登場します。ニットウェアには、いたずらっぽい表情を浮かべる動物たちが描かれたクルーネックジャンパーやカーディガンが揃います。
動物たちへの愛を表現するのは、アイコニックな「エリス(Elyse)」プラットフォームシューズ、リサイクル可能な「ループ(Loop)」スニーカー、「ガイア(Gaia)」エスパドリーユ サンダル、「ファー フリー ファー(Fur-Free Fur)」プールスライドなど。すべて動物を犠牲にしないクルエルティフリーな製造方法で作られています。さらに、キャンバス地のバケットハットやキャップ、日本限定デザインのトートバッグをはじめとするすべてのアクセサリーに、オーガニックコットンやリサイクル素材を使用しています。
奈良美智とのコラボレーション第2弾、奈良美智×ステラ マッカートニー 2023年春夏 シェアード カプセルコレクションは2022年12月2日(金)ステラ マッカートニー青山本店にて発売スタート。コレクションの発表を祝し、奈良の作品“Mission”を配した日本限定デザインのバッグも登場いたします。