alt.coffee roasters 石清水八幡宮店が2024年4月25日(木)グランドオープン
”コーヒーはフルーツ”を体感できる「究極の浅煎り」で、カフェと消費の形に新たな選択肢を提案する「alt.coffee roasters(オルト コーヒーロースターズ)」(代表・焙煎士:中村 千尋)は、独自の研究・技術で実現したワインのように豊かな香りが持続するドリップコーヒーや、国産食材ならではの甘みを活かしたヴィーガンフードなどを提供する新店を2024年4月25日(木)に京都・石清水八幡宮にグランドオープンします。
◆オフィシャル写真ダウンロード:https://bit.ly/2024_altcoffee_Official
社会課題が増加する中で環境や健康面へ率先して取り組み。カフェ空間を通じて新たな消費を提案
近年、社会課題への関心が集まる中、世界中で多くの方に親しまれ消費が拡大しているコーヒーも生産地の児童労働や賃金問題、環境問題など様々な課題ととなり合わせの状況になっています。2019年に創業したオルトは、これまで農家に適正な対価が支払われている豆を使用した自家焙煎コーヒーの他、生産者や地球環境、健康面への配慮から大量廃棄されていたコーヒーチェリーを活用したドリンク開発、甘酒・酒粕など栄養士の知見を活かして白砂糖やショートニング等を一切使用しない自然なメニュー開発を行ってきました。
また、二条店では動物性食品・原料の使用を全面的に取り止め、スペシャルティコーヒー店として国内で初めて完全ビーガン化に移行。豆かすを再利用した無添加コーヒー石鹸の開発なども行い、仕入れから開発・販売・廃棄まで、カフェ空間を通じて新たな消費の形を提案し、これまで国内の新聞や雑誌・専門紙、テレビ局やニュースサイトなど150以上のメディアに取り上げられてきました。
人や環境だけではなく動物も。真の意味でドッグフレンドリーな店舗へ。
一方で、ペットブームの広がりと共にドッグカフェも増加していますが、 “同伴できること・食事できること”に重点が置かれ、動物の健康まで配慮されたメニュー開発・提供が行われていることはあまり多くありません。一般的に犬好きのオーナーがドッグカフェを始めることが多いものの料理や栄養の専門家ではなく、ペットを家族として見ることが当たり前になりつつある中、犬の健康配慮においてミスマッチが発生しています。
このような状況から人や環境だけではなく動物にもやさしく笑顔の連鎖を広げる二号店として、桂川、宇治川、木津川の3つの川が交わる場所、京都・石清水八幡宮に「alt.coffee roasters Iwashimizu」オープン。昔から宇治茶の評論会が開催されている他、エジソンの電球開発の素材探しで選ばれたしなやかな竹が生まれた産地であるなど、綺麗な水と自然豊かな地にあります。新店では愛犬と一緒にギルティフリーで楽しめる発酵あずきの自家製生玄米トーストなどを提供、これまでの健康配慮メニューの開発と栄養士の知見を活かし、真の意味でのドッグフレンドリーを実現しました。
メニュー
シングルオリジンコーヒーは、1,000年以上のコーヒーの歴史を持つ発祥地・エチオピアの原種など、世界各国の厳選した農家様から仕入れた豆を使用。各国のドリップコーヒー3種類飲み比べセットの他、オーガニック抹茶/ほうじ茶ラテや季節の酵素ジュースなど、豊富なドリンクメニューを提供。材料はできる限りオーガニックのもの、白砂糖や合成調味料なども一切使用しておらずソースや調味料などの発酵食品も全てお店で手作りし体に優しくておいしいメニューを揃えています。
Pour Over Coffee
(ハンドドリップコーヒー/700)
※金額は全て税込
Café latte(カフェラテ/700)
Coffee Flight
(コーヒーフライト/1200)
*各国のドリップコーヒー3種類飲み比べセット
Kyoto Yuba Rice V GF
(京都のふわとろ生湯葉ライス/1590)
※下記に変更も可能。
Omelette Rice GF
(有機平飼い卵のふわとろオムライス/1480)
Spiced Medecinal Curry V GF
(有機お野菜たっぷり薬膳スパイスカレー/ 1380)
Thick -Sliced Toast Set V
(発酵あずきとビーガンクリームの厚切りトースト/1350)
生玄米パン/+200
・わんちゃんメニュー
Sサイズ 400/Mサイズ 600
焙煎士について (中村 千尋 バリスタ・焙煎士/栄養士)
児童福祉施設での勤務時代、食育や焼菓子教室を担当する中で、障がいをもった子どもたちとの出会いから、国内外の労働賃金の安さや経済的格差等の社会問題に疑問を抱くようになる。自分が高品質で焼菓子にあうコーヒーを淹れられるようになることで、支援に繋げられるのではないかと考え、カフェの本場、豪州・メルボルンに渡り、バリスタを目指す。
社会課題への意識が高い現地での生活を通じて、生産地である途上国の労働問題や環境問題にも興味を持ち、障がいの有無や子ども・大人に関わらず「カフェを通じて、色々な社会的な課題を解決したい」と思うようにー。その後、現地や日本のカフェでバリスタ・店長を経験し、alt.coffee roastersを開業。カフェ専門学校での講師の他、障がいをもった方たちによるイベント等への豆提供等も行う。
オルト開業への経緯・想いについては以下をご覧ください。
代表コメント
“この度オルトの2号店をオープンする運びとなりました。
5年前の2019年に二条に alt.coffee roastersをオープンして以来、おかげさまで地域の方々はもちろん、全国からコーヒー好きの方々が足を運んでいただけるお店になりました。コロナ禍でかなり苦しい時期もありましたが、クラウドファンディングやキッチンカーなどの挑戦を経て乗り越えることができました。私一人で始めたこんなに小さなお店ですが、日々たくさんの方々から温かいお言葉もいただき、ようやくここまで辿り着くことができました。これまでお店に関わってくださった方、応援してくださった皆さまには本当に感謝しております。ありがとうございます。
今回の新店は、自然豊かな京都・石清水八幡宮にある人にも動物にも環境にもやさしいことをテーマにした、ドッグフレンドリーカフェです。自分自身が動物と一緒に生活する中で感じていた「こんなお店があったらいいな」という想いをカタチにしました。
3月からのプレオープン期間を経て、いよいよグランドオープンいたします。ぜひお立ち寄りいただけると嬉しいです。これからもカフェ空間を通じて、新たな消費の形・選択肢を発信していきたいと思います。“
店舗概要
・店舗名称 :alt. coffee roasters Iwashimizu
(オルト コーヒーロースターズ石清水八幡宮店)
・オープン日:2024年4月25日(木)
・住所 :京都府八幡市八幡土井108-28
・営業時間 :11:00~17:00(L.O. 16:45)、不定休
alt.coffee roasters(オルトコーヒーロースターズ)について
alt.の特徴は、同じ浅煎りの一般的なサードウェーブコーヒーでは香り・味のピークが抽出後の短時間に限られてしまう場合が多い中、独自の焙煎技法により実現した、産地によって多様な豆の持ち味や風味変化を活かしながら、“豊かな香りが持続する”浅煎りコーヒーです。これは、素材ごとの成分進化をあらかじめ予測した温度管理など、栄養士としての経験・技術と、焙煎士として磨いた技法を融合した焙煎方法で実現しました。研究の中で重ねた焙煎機の改良や、コーヒー文化の本場・オーストラリアでのバリスタ経験の中で培った、気温や湿度など日々の変化に合わせた抽出方法などを通して、冷めても美味しさが継続する、特別な一杯をご提供いたします。
コーヒー本来の香りと甘さを活かし、 “ワイングラス”で提供
alt.が浅煎りコーヒーにこだわる理由は、産地によって特徴が異なる豆の個性・フレーバーを最大限引き出し、本来はフルーツであるコーヒーを、一番おいしく感じられるためです。そのため、砂糖をいれなくても甘さを感じられるように基本的にブラックで提供し、そして豊かな香味の経時変化を楽しめるように、ワイングラスで提供します。
国産野菜を使用したヴィーガンメニュー&ギルトフリースイーツ
天然素材にこだわったフードメニューは、マーガリンやショートニング、白砂糖を一切使用せず、甘酒・酒粕など自然な甘味やコクを引き出したり、ココナツオイル等の天然由来の油分や、豆乳を使用しています。また、野菜や果物も国産で甘みのある食材を厳選し、一般的に“物足りない”“質素”というイメージがあるヴィーガンフードでありながら、美味しさと健康を両立、栄養士としての経験を活かしたメニューを考案・提供しています。