エミレーツ航空では、ブランドポリシーに「Fly Better」を掲げ、ワンランク上の機内体験を利用者に提供し続けています。2022年からはさらなる機内体験の向上に努め、120機以上の保有機の内装を刷新する大規模プロジェクトや、全クラスにおけるサービス改善を実施する予定で、その投資総額は20億米ドル(日本円でおよそ2690億円)となります。
エミレーツ航空社長ティム・クラーク卿は次のように述べています。「他の航空会社がコスト削減を迫られるなか、エミレーツ航空は航空業界の逆境に立ち向い、お客様により良いサービスを提供するための投資を続けています。コロナ禍の地上サービスにおいてデジタル化を進めるなど、お客様が安心して旅行できるような新しい施策を打ち出してきました。そしてこの度、私たちはエミレーツの誇りである機内体験をさらに高いレベルに引き上げるために、さまざまな取り組みを行っています。」
具体的には、食事メニューを拡充し、食の多様性にも応えられるようビーガンメニューも追加、「シネマ・イン・ザ・スカイ」、インテリアのアップグレード、サステナビリティを取り入れたサービス体験など、旅を特別なものにするさまざまな工夫を取り入れています。8月から導入された新しいサービス詳細は以下です。
新しいインスピレーションによる新しいメニュー
受賞歴のあるシェフチームや世界レベルのケータリングチーム、各方面からさまざまなプロフェッショナルが集結し、空の上での最高級の食事をプロデュースします。ファーストクラスでは、サーモントラウトのフライ、ムケッカソースとクレオールライス、鴨胸肉のロースト、オレンジタイムのソース、蒸したブロッコリー、フォンダンポテトなどの新メニューを一部のエミレーツ航空路線で提供します。また、9月1日からは、ビジネスクラスとエコノミークラスにも新メニューが導入される予定です。
食の多様性にも幅広く対応、新たなビーガンメニュー を追加
新しいビーガンメニューは、意識の高いライフスタイルを追求する多くのお客様の希望に応えられるよう厳選されています。ベジタリアンの方や、美味しくかつヘルシーな植物由来の食事に興味のある方は、キングオイスターマッシュルームのロースト、風味豊かなジャックフルーツビリヤニ、焦がしオレンジを添えたコールラビなど、こだわりの料理を楽しむことができます。デザートは、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、金箔をあしらったチョコレートトリュフケーキや、砂糖漬けのバラの花びらをあしらったグリーングレープのタルト、バニラカスタード、ゆずのパールが輝くベリーのコンポートなど、魅力あふれるメニューをそろえています。ヴィーガン料理は、すべてのクラスで事前注文が可能です。
シャンパンとキャビア
エミレーツ航空のファーストクラスは、常に優れたサービスの象徴的な存在ですが、2022年にはさらに一段とグレードアップしています。ペルシャ産のキャビアを、世界的に有名なドンペリニヨンのヴィンテージシャンパンとともに、ダイン・オンデマンド(お客様の好きなタイミングでお食事を楽しめるサービス)にてお好きなだけお楽しみいただけます。エミレーツ航空は、ドンペリニヨンを機内で提供する独占契約を結んでいる唯一の航空会社です。
シネマ・イン・ザ・スカイ
ファーストクラスのお客様は、5,000ものチャンネルを誇る機内エンターテイメントシステムiceで、スナックをお供に、映画鑑賞が楽しめます。シネマスナックのメニューには、ロブスターロール、ジューシースライダー、枝豆、塩味のポップコーンなどの定番メニューがそろっており、オンデマンドで注文することができます。すべての乗客は、フライト前にエミレーツのアプリで映画やテレビ番組を選択して自分だけのコンテンツメニューを作ることができ、搭乗時にiceと同期することで、シームレスに機内でのエンターテイメントを楽しめます。
農場から食卓まで(持続可能なサプライチェーン)
エミレーツ航空でドバイ発のフライトに搭乗するお客様は、エミレーツ・フライト・ケータリングを通じて、4000万米ドルを投じて新設された世界最大の垂直農場 Bustanica で収穫された新鮮な野菜を食べることができます。エミレーツ航空は、持続可能なオペレーションとサプライチェーンへの投資を続けており、機内で最も新鮮な食材を提供するために、可能な限り地元の食材供給業者や農場と取引をしています。
客室乗務員向けの専門的なホスピタリティ・トレーニング
エミレーツ航空は、世界トップクラスのホスピタリティマネジメントスクールであるエコール・オートリエール・ドゥ・ローザンヌと提携し、エミレーツ航空のホスピタリティ戦略を構築し、お客様に感動体験を提供するよう努めています。エミレーツのキャビンクルーは、卓越性、配慮、革新性、情熱の4つを柱にしたトレーニングプログラムを受けています。
全クラスの内装を刷新
最も注目すべきは、機内のいまだかつてないほど大規模な改修です。新しいシートの導入もしくはシートの張替えに加え、パネル、床材、その他の設備が新調されます。エミレーツ航空では、すべての搭乗クラスが改装され、同地域では初となるプレミアム・エコノミークラスが新たに導入されます。これにより、エミレーツ航空は合計120機の航空機でプレミアム・エコノミー・シートを提供することになり、他のクラスの内装や機能もグレードアップします。設計と検証が本格的に開始され、11月には最初の機体がエミレーツ・エンジニアリングセンターに搬入される予定です。
さらに、近日中にエミレーツ航空は新しい商品やサービスについて発表する予定です。
機内でのお食事に関する詳細は下記サイトもご参照ください。
https://www.emirates.com/ae/english/experience/dining/first-class/
エミレーツについて
エミレーツ航空は、2002年に日本就航を開始。成田国際空港、東京国際空港(羽田)と関西国際空港からドバイをはじめとする世界各地へ、快適な空の旅を提供しています。2021年のワールド・トラベル・アワードでは、「リーディング・エアライン・ファーストクラス」「リーディング・エアライン-ブランド」「リーディング・エアライン・ラウンジ-ビジネスクラス」「リーディング・エアライン・リワード・プログラム」の4部門で受賞するなど、提供する商品やサービスで数々の賞を受賞しています。
お問い合わせ先
エミレーツ・グループ 広報
Redhill株式会社
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