「Allbirds(オールバーズ)」は、2021年度版のサステナビリティレポートを公開し、2020年からの一年間で、製品の平均カーボンフットプリント12%削減を達成しました。オールバーズは2030年までに製品の平均カーボンフットプリントをほぼ「ゼロ」にするという目標を表明しています。この進歩には、Allbirdsが採用している再生型農業、再生可能な素材、環境的責任のあるエネルギーなどの画期的な取り組みが寄与しています。
2021年版サステナビリティレポートの詳細と全文はこちらからご覧ください。
https://www.allbirds.jp/pages/sustainable-practices
「大きな目標を発表したり、寄付をしたりすることは誰にでもできます。しかしゼロエミッションを約束することと、必要な削減を継続的に行うことは、まったく別のことです。真のリーダーシップとは、日々の小さな決断の積み重ねであり、それがやがて大きなものになります」とサステナビリティマネージャーのハナ・カジムラは語ります。「我々は2025年までに製品ごとのカーボンフットプリントを半分に、2030年にはほぼ『ゼロ』にするために具体的かつ実行可能な計画を立てており、すべての段階において責任を全うするつもりです。」
本レポートは、10月28日(金)より、Allbirdsの国内全店舗で配布しています。
- 2021年の主な取り組み
カーボンフットプリント12%削減達成に貢献した2021年の主な取り組み
▼ Tree Dasher 2の開発
オールバーズの継続的改善の精神に基づき、ブランド初のランニングシューズである「Tree Dasher」を刷新。初期モデルに比べて21%軽いミッドソールを導入し、不必要な部品を取り除くことで、カーボンフットプリントを5%削減しました。
▼ 再生可能エネルギー
米国とベトナムの製造拠点で使用する電力は100%再生可能エネルギーを利用。また、世界中の製造パートナーが自社工場に太陽光発電を設置することに取り組んでいます。
▼ ZQRx フレームワーク
再生可能ウール使用の道を切り開くため、ニュージーランドメリノと言ったサプライチェーンパートナーや業界をリードするブランドと提携したZQRxフレームワークを立ち上げました。現在約500の生産者が参加しているこの取り組みは、自然と共生し、人、動物、環境にかかる負荷を継続的に改善することを目標としています。
▼ 海上輸送
世界的に厳しい物流環境の中、2020年に80%だった海上輸送を2021年には84%に引き上げることに成功しました。海上輸送は航空輸送に比べて二酸化炭素排出量が著しく少ないため、サプライチェーンにおいて欠かすことのできない重要な取り組みとなりました。
- 2022年の主な取り組み
本レポートでは2021年の進捗を紹介していますが、オールバーズは2022年においても既にいくつかの重要なブレークスルーを達成しています。
▼ 再生型農業のウール
オールバーズは2025年までに、再生型農業によって生産されたウールを100%使用することを目指しています。2022年のホリデーシーズンには、再生可能ウールを使用した製品のコレクションをデビューさせる計画があります。
▼ 新たな低カーボン素材
2022年9月にプラントレザーという新しい天然素材を使用したシューズ「Plant Pacer」を米国にて発売し,
日本では2023年の発売を予定しています。プラントレザーはNFW社との共同開発で生まれた、従来の革素材の代替となるサステナブルな素材で、シューズでは初めての導入となります。プラントレザーは現存する他のレザー風素材とは異なり、100%ヴィーガン素材です。主にゴムや植物性オイル、米もみ殻や柑橘類の皮などの農業副産物から作られており、石油由来素材を一切使用していません。
▼ フットウエアの梱包
フットウェアのパッケージングシステムを再設計し、大幅な軽量化とカーボンフットプリントの削減を図っています。
「より良い製品をより良い方法でお届けすること、それは私たちのカーボンフットプリントをゼロに近づけることを意味します。カーボンフットプリントの削減は、消費者が期待するスタイル、性能、快適性を実現する製品開発チーム全体のたゆまぬ努力の結果として実現します」 とオールバーズ共同創業者で共同CEOのティム・ブラウンは語っています。「我々は各製品のカーボンフットプリントを測定し、その数値をタグに印刷するという具体的な方法を取っていますが、これは消費者が消費活動にかかるカーボンコストに気づき、責任を果たす取り組みに参加することに繋がると思っています。」
カーボンフットプリントとは?
カーボンフットプリントとは、製品を作るために排出されたkg CO2eのこと。
あらゆる温室効果ガスの排出量を、CO2の排出量に換算したものです。
「Allbirds」では2020年4月より、全製品においてカーボンフットプリントを表示。製造過程における排出量ゼロを目指すと共に、食品のカロリー表示のように、「地球のためにCO2e排出量を知る」が当たり前の世の中をつくります。
▼詳細はこちら
https://allbirds.jp/pages/sustainability
- ストア情報
Harajuku Storeストア名:Allbirds 原宿(オールバーズ原宿)
住 所 :東京都渋谷区神宮前1-14-34 原宿神宮の森ビル1階
営業時間:11:00 ~ 19:00 不定休
※ 金土・祝前日は20:00まで営業
Marunouchi Store
ストア名:Allbirds 丸の内(オールバーズ丸の内)
住 所 :東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1階 105区
営業時間:11:00 ~ 19:00 不定休
※ 金土・祝前日は20:00まで営業
Osaka Store ※〜2023年1月31日(火)
ストア名:Allbirds 大阪(オールバーズ大阪)
住 所 :大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪 南館5F
営業時間:11:00 ~ 21:00 不定休
Online Store
URL :allbirds.jp
送 料 :無料(日本国内のみ)
返品交換 :30日以内であれば無料
- お客様お問い合わせ先
Tel: 0800-080-4054
email: help@allbirds.jp
- Our Story
サッカーの元ニュージーランド代表のティム・ブラウンとバイオテクノロジーの専門家であるジョーイ・ズウィリンジャー。2人の異色のチームにより、2016年にサンフランシスコで誕生したのが「Allbirds(オールバーズ)」です。
大きなロゴや派手なカラー、ケミカルな素材で作られた従来のシューズ製造に疑問を持ち、着目したのが、ティムの母国であるニュージーランドのメリノウールでした。ティムは優れたメリノウールの可能性を信じ、ジョーイとタッグを組み、快適性とサステナビリティ、シンプルなデザイン性を兼ね備えた「Allbirds」が誕生しました。
代表作である「Wool Runners(ウールランナー)」は最高級メリノウールが柔らかく足を包み込みます。保温性、通気性、防臭性に優れたその快適性はもちろん、シューレースに再生ポリエステル、インソールにはヒマシ油、靴底はサトウキビから生まれたSweetfoamを用い、カーボンフットプリント排出量を抑えるといった環境配慮した徹底的なモノ作りを行ってきました。さらには洗濯機で丸洗いできるその利便性が共感を呼びました。日々最新のテクノロジーを生み出しているシリコンバレーで支持を集め、アカデミー賞の受賞経験もあり環境活動家でもあるレオナルド・ディカプリオ氏が投資をし、その評価は世界中に広まっていきました。
その後も、ユーカリ繊維で作られた通気性と快適さをそなえたメッシュ構造の「Tree(ツリー)」シリーズ、ズワイガニから防臭性のあるキトサンを抽出したTrinoXOをTシャツに採用するなど、サステナブルで革新的な素材開発を行い、地球環境への負荷を考慮した現代社会に必要とされている商品を世の中に送り出しています。