月曜日, 12月 23, 2024
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日本発、お米を用いた国産ヴィーガンレザー「Rice Leather™(ライスレザー)」にバイオマス素材「ライスレジン®︎」が採用されました

お米由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン®︎」等の製造・販売を手掛ける株式会社バイオマスレジンホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:神谷 雄仁、以下「当社」)は、京都市のアパレルなどの副資材メーカーコバオリ株式会社(京都市北区、代表取締役社長:小林 慎吾、以下「コバオリ」)が開発する新時代のヴィーガンレザー「Rice Leather™(ライスレザー)」の原料として「ライスレジン®︎」が採用されましたことをお知らせ致します。

 

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  • 「ライスレジン®︎」採用背景

コバオリはこれまでプラスチック製の衣類タグから包装用の箱や袋などさまざま製品開発を通じてブランドの価値向上に取り組んできましたが、近年のサスティナブルな社会作りのために環境配慮型の素材を用いた製品開発がテーマになっていました。
当社が開発するお米由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン®︎」は、もともと国内で生産されたお米で食用に適さない古米や屑米など廃棄予定のお米を70%まで配合し独自の混錬技術により開発されたバイオマス素材です。
加えて「ライスレジン®︎」の原料となるお米の一部は、耕作放棄地を活用し作付されたお米が使われております。日本では1人当たりの米の年間消費量が51.5kg*と50年前と比較し需要が半減している他農業高齢化が加わり東京都2個分に相当する耕作放棄地が問題となっています。耕作放棄地を活用し栽培効率の向上や省力化、高付加価値化に取り組み、IT/IoTを活用しドローン直播や水源管理などの作業効率化だけではなく、メタン抑制や農地炭素貯留などの低炭素農業の取り組みを進めています。
このように「ライスレジン®︎」は海外で生産される素材と比較し輸出時のCO2排出が抑えられ環境・社会課題解決に繋がる新素材として「ライスレザー」の素材に採用されました。

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*農林水産省「食料需給表:令和3年度国民1人/1年当たり供給純食料」より
 

  • 日本発、「ライスレザー」製お財布を製品化

環境に配慮したものづくりを続けるバッグブランド「FUMIKODA(フミコダ)」より4月11日に「ライスレザー」製お財布が発表(*1)されます。

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                 (FUMIKODA社画像提供)

 バッグブランド「FUMIKODA(フミコダ)」は、「地球にも、動物にも、ひとにも優しく」というコンセプトの元、創業以来、製品には高級車の内装にも採用されている高耐久の日本製ヴィーガンレザー(*2)を使用し、製品に動物の皮革を一切使用してきませんでした。
更なる環境配慮を目指し、石油ではなく植物由来の素材の含有率が高いヴィーガンレザーを探していたところ、コバオリ株式会社の「ライスレザー」と出会いました。

「ライスレザー」は原料から製造まで国内で実施している事から、輸送によって生じるCO2排出も抑えられる事にも魅力を感じ、この度「ライスレザー」を採用しました。
「ライスレザー」をお財布という身近な製品にする事で、サステナブルな選択ができる機会を増やしたいと考えております。

(*1) 「FUMIKODA(フミコダ)」製品発表プレスリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000022408.html
(*2)「ヴィーガンレザー」は、石油由来や植物など非動物性の材料を使い、レザーを再現して作られた素材のことです。

当社は今後とも、パートナーシップを通じてバイオマス素材「ライスレジン®︎」や生分解性樹脂「ネオリザ®︎」の共同開発や製造販売を進め、サスティナブル社会の実現に向けて取り組んでまいります。

※「Rice Leather™(ライスレザー)」はコバオリ株式会社により商標登録されています。
※「ライスレジン®︎」は株式会社バイオマスレジン南魚沼により商標登録されています。

■コバオリ株式会社について
コバオリ株式会社は1947年創業。ブランド表示副資材の企画・製造販売の事業を「ブランドパッケージングソリューション」のコンセプトの下、ブランドの価値を守り高めるための商品・サービスをトータルに提供し、一つ一つの商品価値を高め、付加価値を生み出すことを目指しています。近年では、RFIDやICタグのような新技術を取り入れ、サスティナブルな観点でのものづくりをテーマの一つにしています。

■株式会社バイオマスレジンホールディングスについて
米由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン®︎」や生分解性プラスチック「ネオリザ」といった環境配慮型プラスチックの開発を行うスタートアップです。バイオマスプラスチックの製造技術により海洋汚染や地球温暖化、フードロスなどの地球規模の社会課題解決に向き合い、「Plastic innovation for tomorrow」をスローガンに、日本からアジア、そして世界に向けて全力で挑戦を続けていきます。

【株式会社バイオマスレジンホールディングス】
本社:東京都千代田区丸の内 1-5-1 新丸の内ビルディング EGG
設立:2020 年 3 月 10 日
資本金:10,000 万円(2022 年 6 月現在、資本準備金を含む)
代表者:代表取締役 CEO 神谷 雄仁
事業内容:バイオマス資源を利用したプラスチック樹脂原料の製造・販売及び研究開発

本プレスリリースに関するお問い合わせ
株式会社バイオマスレジンホールディングス
広報窓口:湯本
press@biomass-mkt.com
080-4447-0238

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