フードロス削減にも貢献「生おから100%ケーキ」を福岡の学生が考案|11月4日(土)中村学園大学学園祭で販売します
「無農薬や体に良い商品を開発し、世の中に広めたい!」という夢を持つ平田さんは、「おから」が栄養価が高くヘルシーな食材であるのに廃棄量が多いため、おからを使ったスイーツの研究を始めました。
平田さんの考えに賛同したゼミの仲間、湯通堂雅恵さん、篠原来瞳さんとともに、卒業論文のテーマを「身体と環境の健康」とし、スイーツの開発・販売を目標に活動しています。90回以上の試作を重ね、学生への試食提供350食を実施、アンケートで意見調査を行いました。
平田さんが在籍する栄養科学部フード・マネジメント学科は、食ビジネスで活躍できる人材を育成するため、栄養学・食品学の学びと経営・商学の学びを実践する文理融合型の学科です。
食にも起業にも興味を持つ平田さんは、大学での学びを活かし1年次に起業、2年次にはダブルスクールで調理師免許を取得。社会貢献を実現でき、栄養面でも価値の高い食品の販売事業を目指します。学内の「SDGs活動奨励金制度」にも採択され、第一歩として学園祭での販売
を実施します。卒業後の事業化に向け、まずは学園祭で
の販売と卒論での研究成果の発表を通し、自身の活動を深めていく予定です。
【「生おから100%ケーキ」の販売について】
■日時:2023年11月4日(土)10:00~17:00
※売り切れ次第終了
※学園祭・NAKAMURAファーマーズマーケット同日開催
■場所:中村学園大学グラウンド(福岡市城南区別府5-7-1)
■内容:『生おから100%ケーキ』1カット150円(税込)
(プレーン・レーズン・うま塩)