野菜料理人の僕が描く夢について。
当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。
このプレスリリースは「takaya odashima」の夢です。
幼少の頃から料理人になるという夢を持ち、高校卒業後にフランス留学へ。卒業後フレンチ、アジア、多種多様なレストランを経験したのち野菜に出会い、野菜料理人として独立。フリーランスの料理人として出張料理をメインに飲食店のコンサル業務、レシピ考案、ECサイトのプロデュースなどマルチに活動しています。
「野菜を美味しく食べてもらうことライフワークとし、野菜の本性に驚く料理を提供する。」をミッションに日々料理と向き合っています。このプレスリリースでは、「僕が描く食の未来」をお話させてください。
- 野菜との出会い
僕が野菜の魅力に引き込まれたのは、18歳の頃。フランス留学時代に食べた野菜に衝撃を受けた。
「大地の味がする。」そう思った。
雄大な大地に根を張り、地球からのエネルギー受けた野菜は、こんなにも力強い味がするのかと感じた。
同時に思った。僕が食べてきた野菜とは違う。
その時が料理人として「野菜の魅力を伝える」始まりとなりました。
卒業後フレンチ、アジア、多種多様なレストランを経験したのち野菜レストランとの出会いがあり、やはり野菜の魅力を伝える料理人になりたいと一念発起し独立。現在はフリーランスの料理人として出張料理をメインに飲食店のコンサル業務、レシピ考案、ECサイトのプロデュースなどマルチに活動しています。
- 野菜と向き合い、見えた地球環境の現状
そこからたくさんの野菜に触れ、生産者に出会い、これからの未来を思った時、改めて野菜たちが育つこの地球が抱える大きな問題にも直面しました。
時は2015年。2030アジェンダに採択された様々な取り組みが始まった。そこから7年が経ち、今でこそSDGsという言葉が世に浸透してきましたが、解決への歩みは牛歩です。
一つ例に出すと、世界全体で生産された大豆のうち、現在ではおよそ9割もが家畜の飼料として利用されています。その一方、世界ではおよそ8億2000万人の人が食料不足で苦しんでいるという現実。
私たちが食べている肉を生産するためには、飼料・水・森林などたくさんの資源を使い、その裏側には、地球温暖化・森林伐採・食料が均等に配分されていないのが現状なのです。
こんな世界の現状に危機感を感じ、昨今では世界的に環境保全の観点でveganという食生活を選択する人が増えています。その背景にあるものは、動物愛護や健康意識など様々だが、その一つに環境保全としてveganを選択している人も多い。
野菜への関心とともに、消費者が野菜を選ぶ時の基準も変わり始めている。生産者の思いがこもった有機栽培や固定種野菜を選ぶ人も増えてきた。大地の中で力強く育った野菜の本来の味に気づく人も増えてきたように思います。これは食の未来における大きな進歩である。
- 食を支える地球環境。抱える問題と未来への希望とは。
食を支える地球環境という大きな問題と未来を目の前に、僕にできることは一体なんだろうかと考えました。
答えはやはり料理だ。僕の料理を通じてもっと野菜の魅力を伝えたい。
18歳の時に受けたあの衝撃を、今度は僕が伝える番だと思っています。
いきなりveganになろうという話ではない。生活の中に野菜が増えることで、多くの人が野菜の魅力に気づくこと。大地の恵に感謝しながらバランスよくいただくこと。
いきなり生活を変える事はできなくとも、今日この一食の積み重ねが、地球と共に生きる健やかな身体につながると同時に、環境破壊の歯止めをかける一歩であってほしい。
今日も僕はキッチンへ向かい、野菜を手に取る。まるで、愛おしい我が子を抱きしめるように、一つ一つ大切に調理していく。野菜の魅力が伝わりますようにと心を込めて。
今日も僕の料理があなたのもとへ届く時、そこに新たな価値観が生まれることを願って。
そしてまた、この一食が健やかな身体と地球へつながる一歩になると信じています。
- 夢に向かう「現時点の僕」
野菜を美味しく食べてもらうことをライフワークとし、野菜の本性に驚く料理を提供する。をミッションに日々料理と向き合っています。フリーランスの料理人として出張料理をメインに、飲食店のコンサル業務、レシピ考案、ECサイトのプロデュースなどマルチに活動しています。
メインの仕事となる出張料理では、主にご自宅へ出向き調理、提供をしています。この仕事の楽しみはレストランよりもより近い距離感で、お客様とお話したり反応を見ることができるというところです。
「野菜をこんなに美味しいと思ったのは初めて!」「これ、どうやって調理したんですか?美味しい!」そんな言葉を聞けたとき、心からこの仕事をしていてよかったと思います。
日本には四季があるので、旬を楽しめることが魅力です。
季節を生かす。皮ごと味わい、種も使う。野菜本来の風味、苦味も、まるごと 全部。
僕の自信作である料理をいくつか紹介させてください。
- 「僕が描く食の未来」
近年話題に上がるフードダイバーシティー(食の多様性)といった価値観。
僕はお肉やお魚の料理を使った料理も作ります。生きていくということは、命をいただくということなので、生き物はもちろん野菜だってそう。命に感謝し、美味しくいただくことが大切だと考えます。
これからの時代、ノンベジタリアンはもちろん、ヴィーガン・ペスカタリアン・ベジタリアン・ハラル・グルテンフリーなど、どの考え方に対しても肯定・否定することなく、様々な食に対しての価値観を受け入れ合うこと。
そして何より全ての人が食に感謝し楽しめる世界になっていくことを僕は願っています。
その一つとして、僕が成し遂げたいことは野菜料理人として「野菜の魅力をもっと伝えること。」野菜料理を通じて、目の前の人を笑顔にしたい。そして地球と共に生きる、新たな食の価値観を世界へ発信していける存在になりたいです。
多くの価値観が混じり合い、発展していくこの世界で、野菜料理を通じて新しい食の提案をしていきます。
takaya odashima
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「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。