土曜日, 11月 26, 2022
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在日イタリア商工会議主催The Authentic Italian Table 2022「サステナブルにイタリアを食べる日」イベント開催(報告レポート・第二弾)

6月8日(水)渋谷ストリームホール

在日イタリア商工会議所(東京都港区三田4-1-27FBR三田ビル9階事務局長 ダヴィデ・ファントー二)は、6月8日(水)The Authentic Italian Table 2022「サステナブルにイタリアを食べる日」を渋谷ストリームホールにて開催しました。「The Authentic Italian Table 」このイベントは、イタリア外務省主導により全世界で展開されている『Extraordinary Italian Taste』プロジェクトのひとつで、イタリア国外の消費者に対して、イタリアの食材の真の価値を守り、正真正銘のイタリア料理を紹介することを目的としています。

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満を持して、在日イタリア商工会議主催The Authentic Italian Table 2022が開催されました。
今年は、「サステナブルにイタリアを食べる日」をテーマに行いました。2015年、持続可能な開発目標(SDGs)が国連サミットで採択されて以降、さまざまな企業や団体でサステナブルな社会を目指す取り組みが行われるようになってきました。今回は、地球温暖化やフードロスなど社会が抱える課題を解決するためにイタリア料理を通して、サステナブルな取り組みなどを紹介しました。

 

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The Authentic Italian Table 2022「サステナブルをイタリアに食べる日」のイベントコンテンツは、
下記の通りです。

無駄をなくして美味しく食べるには
ゲスト:料理研究家 石松利佳子、緒方美智子

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サステナブルな食生活“ヴィーガン” ヴィーガンは、SDGsの17の項目のうち9つに該当していて、 身体にも地球にも優しい未来につながるライフスタイル、ポール・マッカートニー氏が地球環境保護などを目的として提唱している 「ミートフリーマンデー(Meat Free Monday)」 今や世界45カ国が参加しているキャンペーン。イタリアでもプラントベースミート(プラントベースフード:動物性原材料ではなく、植物由来の原材料を使用した食品のことを指します。これまでに、大豆や小麦などから「肉」「卵」「ミルク」「バター」「チーズ」などの代替となる加工食品が製造・販売され、畜産物や水産物に似せて作られていることが特徴)が食生活に多く利用されるようになっている。

サステナブルなイタリア農場を日本で

ゲスト:Elio Locanda Italiana エリオ・オルサーラ

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「サステナビリティ」という言葉が注目されるずっと以前から「エリオ ロカンダ イタリアーナ」ではオーガニック食材だけを使い、冷凍した食材も一切使っていません。より安全で新鮮な食材を求めて本場南イタリアのチーズ職人を日本に呼び寄せて立ち上げたチーズ会社「ファットリアビオ北海道」のほかに、イタリアの伝統とノウハウを導入したサラミづくりを手がける「アンティカサルメリア」も開業しました。その他にも新たにヨーロッパから羊を輸入。最初8頭だった羊も今では14頭まで増えました。この羊の乳を使ってイタリア名産の「ペコリーノ・サルド」を作りたい。昨今、日本では若者の農業離れが続いている。私は自分の活動を通じて若い世代に農業や畜産のやりがいを伝えたい。それもイタリアのノウハウを与えて日本でも農業を活性化に貢献したいと考えている。

ホンモノのイタリア商品とイタリアンサウンディグ(※)
ゲスト:La Giocondaマヌエル・モンテルベッティ、Pizzeria Dinoディノ・コデッティ、Superbacco -Antichi Sapori 山崎大輔

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(各シェフからのコメント)
スーパーマーケットなどで輸入食品コーナーが拡大している昨今、実際にその国で作られたものかどうか判断するのは非常に難しい。シェフの我々でも戸惑うことがあります。勿論イタリア人であればその味覚が体に染みついていますが、もし迷った時、知り合いにイタリア人がいれば見てもらうのもいいかもしれませんね。例えば、ピッツェリアで使う食材で、トルコ産のホールトマトを試食したこともあります。しかしあまりにも酸味が強すぎてイタリアのそれとは比べ物になりませんでした。他にもアメリカ産の小麦粉などを使ってもイタリア産のものと比べるとピッツァの品質に大きな違いが出ます。

※イタリアン・サウンディング( Italian Sounding)とは


イタリアを思い起こさせる地理的名称、画像、商標を使用して販売されているが、実際はイタリア産ではなくイタリア国内に帰属しない製品を指します。世界中でイタリアン・サウンディングが、本来の伊製品の市場シェアを奪っている現状の中、在外イタリア商工会議所連盟はイタリア国内外のイタリア商工会議所の協力のもとTrue Italian Taste(=真のイタリアの味)プロジェクトを開始。The Authentic Italian Tableというイベントは、そのTrue Italian Tasteプロジェクトの一環として開催しました。

サステナブルにイタリアを食べる
ゲスト:Osteria TiaLoca 荒木雅貴、Nido 戸羽剛志、Focaccia di Recco 500 岩井文芳、Tania’s Farm タニア・スタエラ

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パンツァネッラというトスカーナ地方の伝統料理。トスカーナのパンは時間が経つとすぐに固くなってそのままでは食べられなくなってしまいます。しかしそれを捨てるのではなく、別の料理にして食べるということがトスカーナ州の郷土料理には多く見られます。パンツァネッラは固くなったパンを一度水につけて戻し、よく絞ったものを野菜やオイル、ビネガーなどと合わせてサラダにしたものです。他にも使用する野菜は地元のもの。輸送の時に排出される排気ガスを削減する観点からもキロメートル・ゼロを心がけています。

クラッシックだけじゃないイタリアの食のトレンド
ゲスト:Pepe Rosso今井和正、Torino パオロ・コロネッロ、EL PORTEGO金子紀彦

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今回は5Fでアペロール・スプリッツというアペリティーヴォには欠かせないカクテルを販売しています。アペリティーヴォとは、夕食や週末の昼食前に友達などで集まってカクテル片手に軽く食事をとる社交の場。以前はバールをメインに展開されていたアペリティーヴォですが、今ではリストランテもアペリティーヴォを行うところが多い。近年では通常のアペリティーヴォに比べて値段は高いが品質の高いものを提供するサービスも人気。消費者の意識がお金を多く払っても良いものを食べようという風に変化してきたのではないか。

またヴェネツィアの古くからのスタイル「バーカロスタイル」お店の入り口にバンコーネと呼ばれるカウンターがあり、チッケッティ(おつまみ)をつまみながらの立ち飲みスタイルは今なお根強い人気を持っている。

イタリアの信用できる食材はどう見分ける?
ゲスト:Tanta Roba 林祐司、Cucina Shige 石川重幸、Tharros 松本拓也、Oliva Sicula ルーチョ・スケンバリ

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たくさんある食材の中から本物のイタリア食材を見分けるのは難しい。そんな中判断基準になるのは、DOP、IGP、STGなどの地理的表示だ。イタリアには300ほどの品目に地理的表示が与えられている。林シェフが修行したピエモンテ州はチーズの登録が多い、松本シェフのサルデーニャ州は何といってもペコリーノ・サルド、石川シェフはマルケ州の料理を提供しているが、信用できる食材は州を問わず使用する。それでも地理的表示に認定されている食品は信ぴょう性が高いと言う。

スケンバリ氏が取り扱うエキストラバージンオリーブオイルもDOP認定を受けているが、年ごとに政府機関の審査が入るため、検査にかかる費用や時間が掛かる一方、やはり購入する消費者や事業者にとっては信頼度が高まるのは間違いありません。

◆「The Authentic Italian Table x Aperitivo della Camerra Spritiz」も同時開催!

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イタリアの食習慣を語るうえで欠かせないのが「Aperitivo(アペリティーボ)」です。本来は食前酒という意味ですが、実際には「食事の前に軽食をつまみながらお酒を飲むこと」としてイタリア人の日常となっています。基本は立ち飲みで、友人や同僚、家族と楽しみます。今回は、イベント会場にて、「Aperitivo(アペリティーボ)」をご堪能いただける空間を演出しました。

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■「The Extraordinary Italian Taste」とは
イタリア経済開発省主導によるプロジェクトで、イタリア食品の真の価値を守り、正真正銘のイタリア料理を世界中にPRするものです。本物のイタリア食材の価値を高め保護すること及び真のイタリア料理を継承することを目的としています。

■「True Italian Taste」とは
イタリア経済開発省から出資を受け Assocamerestero(在外イタリア商工会議所連盟)がイタリア国外のイタリア商工会議所の協力を得て展開しているプロジェクトです。2016年にアメリカ(アメリカ、カナダ、メキシコ)からスタートして、その後ヨーロッパ各国で実施。そして、満を持して、2019年アジア(日本、中国、シンガポール、香港、タイ、ベトナム、韓国)へと展開しています。正真正銘のイタリア料理と本物のMade in Italy食材を体感いただく様々な企画を展開しています。トレーニングイニシアティブとマスタークラス(食品・ワイン輸入業者に向けた、本物のイタリア食品への意識を高める養成講座)・戦略的ミッション(現代の消費トレンドを基準に選ばれたバイヤーとディストリビューターのためのイタリアの食品・ワイン生産者ツアー及びB2B商談会)・ワークショップとセミナー(国際的ゲストスピーカーを招き、偽物や消費者保護に焦点を当てたイタリア料理や農業、栄養についてのセミナー・プロモーションイベント(消費者、インフルエンサー、企業や公共団体の意識を高めるためのイタリア料理やワインテイスティング体験など)

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